1952-07-24 第13回国会 参議院 内閣委員会 第60号
○国務大臣(大橋武夫君) 只今警察予備隊が武器を借受けておりますが、その借受の形式はたびたび申上げておりまするごとく、米国から日本政府が借受けているという形にあらずして、日本に駐在する米国が持つておる武器を予備隊に事実上使わせておるという関係でございます。
○国務大臣(大橋武夫君) 只今警察予備隊が武器を借受けておりますが、その借受の形式はたびたび申上げておりまするごとく、米国から日本政府が借受けているという形にあらずして、日本に駐在する米国が持つておる武器を予備隊に事実上使わせておるという関係でございます。
○国務大臣(大橋武夫君) 政府といたしましては、只今警察予備隊の増強乃至は海上保安庁の増強ということにつきまして、現状では不十分であるということは考えておりますが、その増強の限度がどういうものであるということにつきましてはなお研究をいたしておるところでございまして、まだここまでの増強をするという計画として具体的に申上げることはできかねるような状況でございます。
と同時に他の方式を考えて見まするというと、この警察予備隊にいたしましても又海上保安庁にいたしましても、よくその仕事の内容を検討いたしてみまするというと、実動部隊的なものと、そうしてこれを管理する機構とがあるわけでございまして、この双方の実動部隊的なものを一つに合わせる、そうして管理機構的なものは又その面において一つに合せる、そうなりますというと、只今警察予備隊と海上保安庁とがどちらも別々の管理機構を
○中田吉雄君 只今警察予備隊の所管についていろいろ構想をお話になつたのですが、大体そういう案はいつ頃でき上つて国会にお諮りになりますか、大体の見透し、それからもう一つは、やはりこういう治安その他重大な権限を持つものは、権力を一ヵ所に集中せずに、できるだけ分散するということが必要ではないかというふうに考えるのですが、併しそれで又治安上の能率化を害してもいけないのですが、その権力の集中を防ぐということと
○国務大臣(大橋武夫君) 只今警察予備隊は再軍備でないということにつきまして、総理から適切なお答えがございました。その通りでございます。(「ごまかすな」「吉田にふさわしい大臣だよ」「選挙区に帰れるのか」「大蔵大臣どうした」と呼ぶ者あり、笑声、拍手) 〔国務大臣木村篤太郎君登壇、拍手〕
この点につきましては、只今警察予備隊といたしましては特に越中島を明渡しをいたしまするために代りの建物を新築するという具体的な計画は持つておりません。
それからもう一つは、只今警察予備隊とか、海上保安官等の経費が随分出ております。今度の予算でも再び二千三百人の海上保安官の増員を予定されているようでございますが、私から申しますならば、こういうふうな経費というものは、国内の治安維持というようなことは、本当にこういうことのために使われるお金があるならばもつと民生を安定するような面にそのお金を廻して頂いたほうが賢明じやないだろうかと思うのでございます。
もとよりこの幹部の任命は適当なる幹部要員を養成いたしましてその中より速かにこれを幹部に充てるように、只今警察予備隊といたしましてはあらゆる努力をいたしておると共に、他方約一千名の一般隊員以外の方面からの募集によつて、或いは個別的交渉により充足するという計画の下に、只今幹部を選衡並びに訓練をいたしておるとこういう実情でございます。
○井上なつゑ君 只今警察予備隊の健康管理は、嘱託医師一名に看護婦二名とおつしやつておられますが、すでに警察には警察病院というものがおありになるはずでありますが、この全国の警察病院を活用なさることはできないのですか。それからいくつぐらいございますか。現在の警察の衛生組織、衛生設備をちよつと資料を頂きとうございます、あとでも結構ですが。
○相馬助治君 この際法務総裁に一点お聞きしたいことは、只今警察予備隊の必要性を改めて同僚小笠原君の質問に対してお答えしておりまするように、集団的な騒擾事件に対してわざわざ警察予備隊という組織を以てこれに当らなければならない、こういう現実の把握そのものは、一般の警察に対してもこの際政府はこれを新たにいたしまして、給與の面、制度の面に十分考慮をめぐらしてもつと優秀な人材を集めるという試みが当然なければならんと
○西郷吉之助君 只今警察予備隊を担当しておられる法務総裁の御答弁でよく分りましたが、苛くも国、地方を通じて非常に財政上困難を来たしておる現在、殊に我々といたしましては補正予算を臨時国会を前にして先般来から愼重つに考慮しておる際であつて、それなのに今の予備隊においては中央本部の次長の、要職にある人が、今の法務総裁が言われた通り相当何十億という金額をすでに使つておるのに、先程の答弁だと極めて杜撰であつて